内蔵の自律神経調整

  • お腹が冷えてカイロが手放せない。
  • お腹が動いていない感じがしてお腹がつかえる。
  • 心臓や肺に異常はないのに胸の辺りが息苦しい。
  • 便秘または下痢を繰り返しお腹がよく痛む。
  • 生理前・生理中の痛みが辛くて寝込んでしまう。

 

以上は、当院で改善された方の症状の一例です。

 

内蔵は大きく肋骨の下にドーム状に広がる横隔膜で上下に分けられ、

 

上側の胸郭では肺や心臓の臓器があり、肺では呼吸によるに酸素取り込みと二酸化炭素の排泄によるガス交換が行われ、心臓では拍動によるポンプ作用で血液を循環させ全身の細胞を栄養しています。

 

下の腹腔には、口から食道、胃腸、大腸から肛門と管のようにつながる管腔臓器と、
肝臓や腎臓など実の詰まった実質臓器があり、主に食べ物や飲み物の消化、吸収、排泄や食べ物から取り出した栄養素の同化・異化など代謝活動をして生命エネルギーの素を取り込み活用しています。

 

肺、心臓、肝臓、腎臓、胃腸、大腸など五臓六腑の器官は、お互いに連絡を取り合って助けあいながらバランスよく調整しているのですが、その調整をコントロールしているのが自律神経です。
自律神経は、脳の視床下部から始まり、交感神経と副交感神経に別れて内臓の活動をコントローしています。

 

立場的には大脳という社長と、内臓、血管、筋肉など従業員に挟まれている中間管理職のような存在です。

 

ですので、大脳からのストレスが自律神経を介して内臓に影響をあたえることもありますし、逆に暴飲暴食など内臓の疲労によって自律神経機能に影響をあたえることもあります。
自律神経は全身多岐にわたってつながっているので、症状が移動したり、症状の強さに波があったり、心理的なストレス・気温気圧などの外部環境ストレスやお酒、タバコ、薬、冷えなどの内部ストレスなど原因がバラバラだったり複合したりして、明確な原因を特定しづらいのが特徴です。

 

内臓の疲労はお腹と背中に現れる。

お腹には墓穴、背中には背兪穴と言って、内臓に対応したツボが中医学では経験的に知られています。
医学的にも、交感神経系を介して内臓の緊張が筋肉や筋膜、皮膚に痛みとして反応が現れることがあり、関連痛やヘッド帯などが知られています。

 

実際に反応のあるツボに針をすると内臓機能が高まり、腸がグルグルと動き出したり、お腹のつかえが取れたり、食欲が出てきたり、尿意や便意が高まりトイレに行きたくなったり、便通が良くなったりします。

 

鍼灸による内臓調整

 

仰臥位で、腹診をして、張りや硬さ、圧痛などを指標としてツボを決めて鍼やお灸をしていきます。
伏臥位では、脊椎の際の張りや硬さ、圧痛などを指標としてツボを決めはりやお灸をしていきます。

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