白露 ~二十四節気 第十五 ~自然のリズムを感じて過ごす~

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白露(はくろ)。
二十四節気の第十五。
9/8~9/21ごろ。

『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」

◯七十二候
・初候
草露白(そうろ しろし) : 草に降りた露が白く光る(日本)

・次候
鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒が鳴き始める(日本)

・末候
玄鳥去(げんちょう さる) : 燕が南へ帰って行く(日本)

◯旬の食材
巨峰、秋なす、昆布、かぼちゃ、栗、落花生、タチウオ

中神筆
ここしばらくは立て続けに台風、地震と天災が続き、自然の驚異が続きますね。
身近なところでは近所の神社で大きな木が倒れ、参道が塞がれてしまいました。

日照時間は短くなり、朝夕の冷え込みは涼しさから寒さに変わり始め、体温調整に関わる自律神経の働きは徐々に放熱モード優位から産熱モード優位に移り変わっていきます。

寒いからと言って、冷えを極度に恐れ、季節外れの厚着をしていると体温を上げる産熱スイッチの働きが鈍ってしまいます。何時間も連続で寒さに晒される状況でなければ、カラダにとっては自律神経を整える程よい刺激となります。

寒いと感じるから、熱を産み出そうと全身の細胞が連絡を取り合って活発になるのです。

朝は裸で寒さに触れて産熱スイッチを入れ、乾布摩擦で自律神経の働きを整えていきましょう。

「千金方曰く、
冬温なる事を極めず、
夏涼しき事を極めず、
凡一時快き事は必後の災いとなる。」

貝原 益軒『養生訓』より

何事も恐れや心配のあまり、度が過ぎないようにということです。

はりきゅう自然治療院
中神裕也

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処暑 ~二十四節気 第十四 ~ 自然のリズムを感じて過ごす。

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処暑(しょしょ)。
8/23~9/7頃までの期間。

「暦便覧」:陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也

二百十日は立春から数えて210日目、9/1のことで、台風襲来の特異日ともされる。
風を鎮めるための祭りをする地域もある。

◯七十二候
・初候:綿柎開(めんぷ ひらく) : 綿を包む咢(がく)が開く
・次候:天地始粛(てんち はじめて しじむ(しゅくす)) : ようやく暑さが鎮まる
・末候:禾乃登(か すなわち みのる) : 稲が実る

◯旬の食材
サンマ、イワシ、シマアジ、すだち、青ゆず、新里芋、青唐辛子、新米

◯生き物、植物
・スズメバチ:活動が最盛期で近づくと危険です。
・百舌鳥(もず):宮本武蔵の書いた水墨画が有名ですね。
・吾亦紅(ワレモコウ)

中神筆
お盆過ぎ、夏休みが終わり、8月もあと1週間ほどとなりました。
今年の夏休みは滝に打たれて身を洗い流し、山に登ってまいりました。
清らかな水と空気に触れ、スッキリしました。

今年の夏は、最高気温を更新するほどの猛暑が終わったと思ったら、今度は台風19号、20号による雨風の猛威です。

台風がたくさん来るのは日本の汚れを洗い流すためだと聞いて妙に納得してしまう。
風雨で清められ、まさに処暑、暑さ処る。

はりきゅう自然治療院
中神裕也

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立秋 ~二十四節気 第十三~ 自然のリズムを感じて過ごす

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立秋(りっしゅう)
8/7~8/22ごろ

今日は朝方に雨が降り、久しぶりに涼しさ感じられる日となりました。
二十四節気では立秋ですが、夏真っ盛りです。

秋の語源は、
「収穫が飽き(あき)満ちる」
「空が清明(あきらか)な時期」
「紅葉の「紅(あか)」が転じた」
「秋の実り(主に禾=稲)を食べに来る虫を減らすために火で焼き殺して豊作を祈っていたことから」
など、いろんな説があるようです。

この日以降から残暑が始まり、夏の全国高等学校野球選手権大会も始まります。

◯七十二候
・初候:涼風至(りょうふう いたる): 涼しい風が立ち始める。
・次候:寒蝉鳴(かんせん なく): 蜩が鳴き始める。
・末候:蒙霧升降(もうむ しょうごう): 深い霧が立ち込める。

◯旬の食材
オクラ、冬瓜、とうもろこし、ゴーヤ、サンマなど。

◯季節の行事
・お盆(月遅れ):迎え火-8/13夕方~/送り火-8/16午前~

 

中神筆
立秋といってもまだ夏真っ盛りで暑い日が続きますが、朝夕は涼しさを感じられる日が多くなってきます。
寝る時にエアコンや扇風機を掛けっぱなしにしていたら、お腹を冷やしすぎて体調を崩してしまったなんてこともよく起こります。
エアコンや扇風機のタイマーをかけたり、腹巻きをしたり、掛け布をもう一枚用意したりして、思わぬ冷えすぎを予防しましょう。

冷えは万病の始まりです。

はりきゅう自然治療院
中神裕也

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大暑 ~二十四節気 第十ニ~ 自然のリズムを感じて過ごす

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大暑(たいしょ)。
7/23~8/7ごろ。

気温がますます上がり、暑さが最も厳しい季節となりますが、
日本では、自然の中に涼しさを見つける納涼文化が育ちました。

軒先に風鈴をつけ、音で涼しさを感じ、
窓によしずをかけて、直射日光を避け、
夜には川に船を浮かべて風にあたる。。。

今ではエアコンのボタン一つで涼しくなりますが、
濡れたタオルで肌を湿らせてうちわで扇ぐだけでも、涼しく気持ちよく過ごせます。
たまには五感をフル活用して暑さの中に垣間見える涼しさを楽しみましょう。

◯七十二候
・初候 桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ) : 桐の実が生り始める(日本)
・次候 土潤溽暑(つち うるおいて じょくしょす) : 土が湿って蒸暑くなる(日本)
・末候 大雨時行(たいう ときどき おこなう) : 時として大雨が降る(日本)

◯旬の食材
大葉、枝豆、スイカ、イサキ、スズキ、うなぎ、ウニ、甘酒などなど。

中神筆

暑中お見舞い申し上げます。
昨日は埼玉県熊谷市では観測史上最高の41.1度を記録し、気象庁は災害レベルの猛暑と発表しました。
熱中症にかかる方も増え、命に関わってしまう事態にもなっていますが、もともと人の体はそんなにやわではありません。

暑熱順化という高温環境に順応できる生理機能があり、
適切な熱中症予防をすれば命にかかわるほどの状態にはならず、外に出て元気に遊ぶこともできます。

暑熱順化とは?

暑い環境になった時に、体温を下げるために
まず皮膚の血管が広がり、体温の放熱量を増やします。
そして皮膚からすぐに汗が出て、その汗が蒸発することでカラダの熱を逃し、体温の急上昇を抑えます。
汗がすぐ出ない方は、濡れたタオルで肌を濡らして、うちわで扇ぐと冷えて気持ち良いです。

また汗が出る時に一緒に体に重要なミネラルも出てしまうのですが、暑熱順化していると汗からでるミネラルを再吸収する働きが高まっており、体内のミネラルの消耗を抑え、水分補給をした時に速やかに水分が体内に浸透して体液量を整えてくれます。
暑い日は水分補給も大事ですが、水分保持力を高めてくれるミネラル補給も大切です。

水分ばかり摂っていると体液中のミネラル濃度が下がって、低ナトリウム血症や水中毒に伴う不調が現れやすくなりますので、梅干し、甘酒、味噌汁などで補給して水分量はホドホドにしてください。

暑さにカラダが慣れるには、暑さの度合いや過ごした時間によって変わってきますが、短くて数日、1週間~10日ほどあれば慣れていきます。

短期で暑熱順化を働かせるには、スーパー銭湯のサウナがおすすめですが、汗が出にくい方、皮膚の血流が悪い方は心拍が上がりすぎないように脈に触れながら短時間を繰り返して入れば、大きな不調を防げます。

これから夏本番を迎えますが、熱中症を過度に恐れて家にこもらないで、暑熱順化でカラダの適応力を高めて、自然の中で元気に遊べる体作りをしていきましょう。

私は海水浴とプールで3度ほど日焼けして、すでに暑い中に走っても大丈夫なカラダになりました。

自然の中で遊ぶことはリスクと向き合うことになりますが、観察力や注意力、感性や生命力を高めてくれます。

暑さを恐れて、家にこもっている方が病気に近づくかもしれません。

はりきゅう自然治療院
中神

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小暑 ~二十四節気 第十一~ 自然のリズムを感じて過ごす

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小暑(しょうしょ)。
7/7~7/22ごろ。

台風、温帯性低気圧の影響で大雨で内水や洪水の心配が増してまいりました。

人は天地自然の力の前には畏怖するしかありませんが、

名古屋市では、

あなたの街の洪水・内水ハザードマップ

を公表していますので、お住いの地域の洪水、内水のリスクを見直して対策をしておきましょう。

先人の教え、伝承に感謝です。

◯七十二候
・初候 温風至(おんぷう いたる) : 暖い風が吹いて来る
・次候 蓮始開(はす はじめて ひらく) : 蓮の花が開き始める
・末候 鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす) : 鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える

◯旬の食材
 カレイ、アナゴ、うなぎ、インゲン、ニンニク、みょうが、ゴーヤ、もも、冬瓜

中神筆
今日は七夕です。
古くは、精霊棚を飾り付けて収穫物を備える神事であったそうですが、
願い事を書いた五色の短冊を笹に飾り、天に向かって捧げるという、私事に成り下がってしまいました。
行事食としてそうめんを食べるのは、麦の収穫祭の意味を含め、麦の恵に感謝してそうめんを食べるようです。
もとは古代中国(唐代)の索餅という唐菓子が由来とのこと。

当院では自然と人、人と人、ココロとカラダの調和を大切にした皆様の健康と安心を願っております。

はりきゅう自然治療院 中神

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半ひねりで寝る キジトラじんぺい

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我が家のキジトラじんぺいくんは、カラダをひねりながら寝る癖がある。

一見、和やかにゆるそうに見えるが、体幹をひねり絞られているのをみるとキツそう。

ゆるそうで、キツそうな複雑な感じである。

ひねりがキツかったのか、こんどは仰向けでバンザイして寝ている。

うつ伏せで普通に寝れないのか、じんぺい。不思議である

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深層筋刺鍼 HARIカレッジ in 大阪

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今日は深層筋の勉強会で大阪に来ております。

私の深層筋の師匠の弟弟子にあたる“馬場寛先生”のBABA鍼灸院へ。

首と足腰の深層筋への鍼施術の復習とランニングで疲労した足腰のメンテナンスも兼ねて行ってきました。

長距離ランナーは姿勢を維持する抗重力筋や持久力を主とした足腰・体幹の遅筋群を酷使するので、深層部の筋肉が疲労で硬くなり、放置して置くと怪我や痛みにつながります。

◯体幹部では、

脊柱起立筋、多裂筋、回旋筋、半棘筋、腹横筋、内・外腹斜筋など

◯腰部・骨盤部では

大腰筋、腸骨筋、中・小臀筋、梨状筋、上下双子筋、大腿方形筋など。

◯下腿・足底部では

後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、足底筋群など。

以上の足腰・体幹の深層筋を柔らかく、血流循環のよい状態にしておくことが、ランニング後の疲労回復やランニング中のパフォーマンスアップにつながります。

ランニングで筋肉が疲労してくると、姿勢や関節を安定させる筋肉が硬くなり、猫背で軸がぶれやすく、着地時に衝撃をうまく吸収できず、膝や足腰を痛めやすくなります。

最近、走っていてすぐに疲れる、軸がぶれる、呼吸が浅くなる、足や膝が痛いなどの症状を感じていたら、当鍼灸院で深層筋をゆるめて快適なランニング生活を取り戻しましょう。

はりきゅう自然治療院

中神裕也

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FREEDOM NAGOYA 2018 in 大高緑地

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我がホーム公園の大高緑地公園にて毎年恒例となった野外ロックフェス・アイドルフェスが開催されます。

”FREEDOM NAGOYA 2018”

6/23土 10時~スタート

タイムテーブルはここをクリック

車での来場は完全不可能なため、電車、バスなど公共交通機関での来場となります。

明日の天気予報ではライブ時間がちょうど雨ですが、梅雨のジメジメを晴らす晴れバンド現るか乞うご期待。

アイドルフェスをみたい人は6/24日曜日、10時~です。

さすがアイドル、カラッと明るく元気で、快晴のようです。

SHACHI FES 2018 タイムテーブル

◯最寄り駅

・名鉄本線・左京山駅

・JR東海道本線・南大高駅

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夏至 ~二十四節気 第十~ 自然のリズムを感じて過ごす。

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夏至(げし)。

6/21/~7/6 陽熱至極。

北半球で1年の中で昼が最も長く夜が最も短い日。
昼が最も短くなる冬至と比べるとおよそ5時間も昼が長くなる。

農家では田植えが終り、忙しさがようやく一段落する。

◯七十二候

・初候 乃東枯(なつかれくさ かるる):夏枯草(かごそう)が枯れる

・次候 菖蒲華(しょうぶ はなさく):あやめの花が咲く

・末候 半夏生(はんげ しょうず):烏柄杓が生える

◯旬の食材

ハモ、どじょう、水なす、ジュンサイ、きゅうり、オクラ、実山椒

◯植物・生き物

ニイニイゼミ、キビタキ、ネジバナ

中神筆

大高緑地ではウシガエルが大声で鳴いて、池の周りではザリガニ釣りで子どもたちが賑わっています。

一方でスマホ片手にポケットモンスターを探しに来ている大人たちでも賑わっています。

大自然の中で五感をフルに刺激するリアルな生き物と小さな画面の中で視聴覚を刺激するバーチャルな生き物。

子どものココロをとらえるのは大自然に生きるリアルな生き物のようです。

はりきゅう自然治療院 中神

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子育て指南書「ウンコのおじさん」

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子育て指南書「ウンコのおじさん」宮台真司(社会学者)、岡崎勝(小学校教員)、尹 雄大(ライター)著 ジャパンマニシスト社

「政治に必要な「損得よりもを正しさ」や、

恋愛に必要な「カネよりも愛」が枯渇して、

損得に拘泥する浅ましい生き方が蔓延し、

いまや政治が支える国と、恋愛に始まる家族の、

持続すら怪しくなった。」

夫婦、親子、兄弟、学校の先生、上級生、下級生、近所のおじさん、、

タテ・ヨコ・ナナメの人間関係で織りなされる社会を子供達はどう捉えて、どう過ごしていけばいいのか。

社会の秩序を守る「法(法律だけじゃなくモラルや礼儀なども含む)」を守ることが目的じゃなく、仲間を守るために作られた法。

そして法の外で行われる祝祭で仲間としてのホドホドの共通感覚を確認する。

建前の法と法外の本音。

「守るべきだとされる法を破っても、これぐらいは大丈夫だろう。」

これ、ホドホドの共通感覚。

法外の共通感覚がないとホドホドが分からず、誰が仲間か分からず、法内の社会で「なりすまし」て生きることになる。

結果、正しさより損得、愛よりもカネという本末転倒な社会が子供達に刻み込まれていく。

ウンコのおじさんは子供達の前で

車が通っていない道路を赤信号で渡り、

工事現場の進入禁止の柵を越えて入り

道路にチョークでウンコを描いて遊びだす。

初めはおっちゃんすげー、いずれはおっちゃん最低ーだね。と、

子供たちにホドホドが刻まれていく。

劣化した大人が、劣化しない子供を育てる。

ウンコのおじさんは「法外」を演じる勇気と覚悟が必要だ。

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