ココロの梅雨前線

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妻が熱を出して寝込み、朝から準備で忙しい。

小1の息子は未だお母さんと一緒でないと学校へ行けないのだが、今日はお母さんが風邪のため止むを得ず一緒に行けなくなってしまった。

そのことを息子に伝えると一緒に行けないことに納得し、玄関先までついて来てくれたら一人で行けるからと、久々に一人での分団登校となる予定だった。

が、しかし。。

いざ登校の時間となると、寂しくなってきたのか、心細くなってきたのか、お母さんと一緒に行けないことに嫌だ嫌だと泣き始めてしまった。

昨日の朝は妻と一緒ではあったがご機嫌で登校し、ご機嫌で帰ってきたので今日は一人でも大丈夫だろうと思っていたが、いざ登校時になってみると気持ちが動揺し収集がつかなくなってしまった。

この事態を納めるには、私が一緒に行くしかなくなり、小学生に混ざって何十年かぶりに小学校への登校となった。

息子に付き添って登校するのは初めてなので、子供達に挨拶をして、どうなることかドキドキしながら一緒に登校した。見慣れぬ大のおじさんが一緒にいるので遠慮しているせいか、淡々と粛々と登校していく。

学校に近づくにつれて他の子達も混ざってきて多少賑やかになってきた。
学校近くの横断歩道では先生が旗を振って、心配そうに眉間にしわを寄せながら、おはようございますと挨拶をしている。

なんだか活気がない。

私が小学生の頃は、登校時からワイワイガヤガヤ賑やかな感じであったと記憶しているが、どうも笑顔が少なく、よそよそしい感じだ。

大のおじさんが一緒にいるから子供達が気を使って遠慮していると思われるかもしれないが、その分を差っ引いても活気がないような気がするのだが気のせいか。

息子が学校に行きたくないのは慣れない規律やルールの窮屈さに困惑しているからだと思っていたが、それだけではないのでは?と一緒に登校して思う。

以前、幼児園や保育園で先生をしていた方々が口を揃えて、「みんな弾けるような笑顔だったのに小学校に行き始めると笑顔が曇って、かつての元気がなくなっていくのよね」と嘆いていたのを思い出す。

今日は晴れて天気がいいのに、子供たちの顔は曇り、息子の心は雨模様。

台風5号が近づき、梅雨前線は活発化、関東、東北では大雨の恐れらしい。

息子の心に停滞する梅雨前線はいつまで続くのだろうか。

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