子育て指南書「ウンコのおじさん」

Pocket

子育て指南書「ウンコのおじさん」宮台真司(社会学者)、岡崎勝(小学校教員)、尹 雄大(ライター)著 ジャパンマニシスト社

「政治に必要な「損得よりもを正しさ」や、

恋愛に必要な「カネよりも愛」が枯渇して、

損得に拘泥する浅ましい生き方が蔓延し、

いまや政治が支える国と、恋愛に始まる家族の、

持続すら怪しくなった。」

夫婦、親子、兄弟、学校の先生、上級生、下級生、近所のおじさん、、

タテ・ヨコ・ナナメの人間関係で織りなされる社会を子供達はどう捉えて、どう過ごしていけばいいのか。

社会の秩序を守る「法(法律だけじゃなくモラルや礼儀なども含む)」を守ることが目的じゃなく、仲間を守るために作られた法。

そして法の外で行われる祝祭で仲間としてのホドホドの共通感覚を確認する。

建前の法と法外の本音。

「守るべきだとされる法を破っても、これぐらいは大丈夫だろう。」

これ、ホドホドの共通感覚。

法外の共通感覚がないとホドホドが分からず、誰が仲間か分からず、法内の社会で「なりすまし」て生きることになる。

結果、正しさより損得、愛よりもカネという本末転倒な社会が子供達に刻み込まれていく。

ウンコのおじさんは子供達の前で

車が通っていない道路を赤信号で渡り、

工事現場の進入禁止の柵を越えて入り

道路にチョークでウンコを描いて遊びだす。

初めはおっちゃんすげー、いずれはおっちゃん最低ーだね。と、

子供たちにホドホドが刻まれていく。

劣化した大人が、劣化しない子供を育てる。

ウンコのおじさんは「法外」を演じる勇気と覚悟が必要だ。

Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*