小寒 ~二十四節気 第二十三 ~自然のリズムを感じて過ごす~

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小寒(しょうかん)。
1/5~1/19ごろまで。

寒の入りを迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今日から立春まで寒さがいっそう厳しくなってまいります。
暖を取るもの大事ですが、寒にも触れて自ら燃えていきましょう。

『暦便覧』:「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」

◯七十二候
・初候 芹乃栄(せり すなわち さかう) : 芹がよく生育する。
・次候 水泉動(すいせん うごく) : 地中で凍った泉が動き始める。
・末候 雉始雊(きじ はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める。

◯旬の食材
セリ、春菊、わさび、レモン、ヒラメ、寒しじみ、コマイ、キンメなど。
七草粥(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)
小豆粥

◯植物、生き物
柊、蝋梅、南天

中神筆

寒いときは温かい飲み物、こたつ、ホッカイロなどで暖を取りますが、
逆に寒さに身を晒すことでカラダを温かくすることができます。
寒空の下で行う乾布摩擦や川に入って行う寒稽古、滝行などです。

私は新年に裸で乾布摩擦をしましたが、実はこれから更に寒くなる寒の時期を健康に過ごすためのセルフケアの一環なのでした。
ただのウケ狙いだけではないのですよ。

敢えて寒さに触れることで、熱産生に関わる自律神経やホルモンの働きが刺激され体温が上がりやすくなります。
副腎からでるアドレナリンやノルアドレナリンは、寒さに対してすぐにカラダが温かくなるように働き、甲状腺から出るホルモンは、ゆっくりとじわじわ温かくなるように働きます。

焚き火を思い浮かべると、早く燃えるけどすぐ消えてしまう落ち葉や枝に相当するのがアドレンリンで、燃えるまでに時間がかるけど長く燃える薪や炭に相当するのが甲状腺ホルモンとイメージするとわかりやすいですね。

そして寒い時期に裸で乾布摩擦を続けてやることは、火が着いた炭が続けて燃えるように、うちわで空気を送っていると考えるとわかりやすいですね。

寒さを凌ぐにはヒーター、こたつにホッカイロ、温かい食べ物だけでなく、筋肉や自律神経、ホルモンなど、カラダ自身に温める仕組みがしっかり備わっているのです。

外の熱だけに頼らず、自ら燃える力を使って、自灯明を輝かせてくださいね。
寒さは命を輝かせる火種なのでした。

はりきゅう自然治療院
中神裕也

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