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霜降 ~二十四節気 第十八 ~自然のリズムを感じて過ごす~

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霜降(そうこう)。しもふりじゃないよ。
10/23~11/6ころまで。

暦便覧:露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也

◯七十二候
・初候 霜始降(しも はじめて ふる):霜が降り始める
・次候 霎時施(こさめ ときどき ふる):小雨がしとしと降る
・末候 楓蔦黄(もみじ つた きばむ):もみじや蔦が黄葉する

◯旬の食材
りんご、小豆、かりん、秋鮭、トンブリ、生姜など。

◯植物・生き物
ヒヨドリ、ムクドリ、紫式部など。

中神筆

今年の挑戦、初のフルマラソン42.195kmを無事に完走しました。
2年前に10kmに挑戦し、昨年はハーフマラソン21kmを完走、毎年ステップアップして今年はフルマラソン42.195kmに挑戦しました。

当院にメンテナンスで来院される元アイアンマンで、現在も毎月フルマラソンに挑戦されている方に触発され、私自身もマラソン、ランニング障害の治療ケアの一助になればと思い、自らマラソンのトレーニング、ケア、鍼施術を体験して参りました。

鈍りきった体で2年前に走り始めた当初はシンスプリントや膝の痛み、体幹部の筋肉痛などで散々体を痛めましたが、お陰様でランニングの鍼治療だけでなくトレーニング、コンディショニング、食事・栄養、体の使い方の肝がよくわかりました。

そして何より走ることは実は気持ちよく、カラダ以上にココロに良い影響があることがよくわかりました。

10年ほど前に難病の影響で原因不明の左下肢の麻痺になり、半年以上車椅子、松葉杖生活をして以来、運動はほとんどしなくなり、正直マラソンの長い単調動作の何がいいのかさっぱり理解できませんでした。
しかし実際に走ってみると確かに走り始め10~15分は辛いのですが、だんだん単調なリズムで動くことが気持ちよくなってきてます。

私自身ドラムでリズム楽器をやっていたのでよく分かるのですが、心地よいリズムがキープされた状態で動いていると気持ちよくなってきます。
退屈に見えるお経もそうですが心地よいリズムとダイナミクスを繰り返していると脳がトランス状態になっていきます。心地よいリズムキープというのがポイントです。

心地よいリズムキープは、脳科学で言うデフォルトモードネットワークという脳領域を活性化してぼーっと瞑想(内省)状態にしてくれます。

考えに煮詰まったときや嫌なことがあって情緒不安定なときはは、頭を使うよりも心地よい単調なリズムでカラダを動かすこと=走ることでDMNが優位に働き出し、心が穏やかになり、シンプルに考えられる精神状態になります。
走りながら怒りつづけることは難しいといいますが、まさにそのとおりです。

走ってカラダを動かすことで、ココロが落ち着き、心地よい状態になっていくことは目からうろこでした。

かつての私のように走る=単調リズム動作=つまらない、辛いという凝り固まった思考回路ができているとしたら、実は部活や体育で誰かに無理やり走らされた辛い記憶がそうさせているだけかもしれません。

自分に無理のないリズムとペースで走り始めると、10分後にはココロもカラダも心地よくなっていきますので、試しにどんなものか感じながら走ってみてください。

足の怪我や痛みが心配な方は、ゆっくり会話できるペースで走るスロージョギングをおすすめします。

初心者の方は1分走って、30秒歩くを繰り返すだけでもよいので、足腰に過度な負担にならず、簡単に続けられます。散歩や通勤の途中で少し小走りするだけでも構いません。
外だけでなく家の中で3メートルほどを何回か往復するだけでもよいので、いつでもどこでもできます。

以下の動画でスロージョギングを指導されている故田中宏暁先生(福岡大学・スポーツ学部教授・2018年名誉教授)は、今年4月に惜しくも亡くなられてしまいましたが、運動生理学を専門として、特に肥満・動脈硬化疾患などの生活習慣病の治療と予防、健康増進、競技力向上に有効な運動処方に関する研究を主にされていた方です。

私もマラソン挑戦に際して様々な走法を試しましたが、スロージョギングはシンプルで簡単でどこでも気負いなく始められるので、フルマラソンを完走できるようなった今でも続けています。
感謝。

 

はりきゅう自然治療院
中神裕也

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