健康

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究極の食事

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先日は杏林予防医学研究所の山田所長のお話を聞きに大阪へ行ってきました。

「究極の食事」

小学校給食の話、トランス脂肪酸、農薬、プラスチック問題、加熱調理のリスク、生菜食、酵素、日本人にあった食性、腸内細菌叢、食物繊維、植物ホルモン、断食、ヒートショックプロテイン、摂取する脂質バランスなどなど。

食と健康、病気の関わりについて盛りだくさんの大変濃い内容でした。

特に子どもたちは、細胞分裂が活発に行われ、肝腎の解毒作用も未成熟ですので、食べ物、吸収されたものの影響が大人に比べて大きく現れます。
また生理周期のある女性やスポーツ選手も細胞の入れ替えが活発に行われますので食事の影響が少なくありません。

長生きするようになったからガン罹患率が増えたとも言われますが、75才以上を除いても全体としてがんの罹患率は増加していて、細胞への悪影響が私達が食べたものや吸ったもの、触れたもの、ライフスタイル、ワークスタイルの影響から来ていることは容易に想像できます。

人体の構造上、機能上の最小単位=生命の営みの最小単位となる細胞にとって、いいこと、悪いこと。

ミトコンドリアや腸内細菌叢など私達と共生する生き物とっていいこと、悪いこと。

健康や病気の質は、その人がどれだけ自分の命と対話しているかが明暗を分けます。

世界をめぐり、命に対して情熱をもって何十年も真剣に向き合っている山田所長の話は、食事から健康、病気、命と対話するヒントをたくさん頂けます。

情報量が多く大変濃い内容のあまり、自身の貪瞋癡があからさまになります。

次回は11/17土に東京品川で開催されますので、関東近辺の方は参加してみてはいかがでしょうか?

東京】誰もが健康になる「究極の食事」

2018/11/17(土) 12:45~2018/11/17(土) 14:45

イベント受付開始時間 2018/11/17(土) 12:30~

品川シーズンテラスカンファレンス タワー棟3階 カンファレンスA,B,C

 

はりきゅう自然治療院
中神裕也

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不健康を示唆する寓話

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健康、不健康の原因を示唆するカナダの有名な寓話。

どうしてジャクソンは病院にいるの?
それは、彼の足に悪い病気があるからだよ。

どうしてジャクソンの足には悪い病気があるの?
それは、ジャクソンが足を切ってしまって、そこから悪い病気が入ったんだよ。

どうしてジャクソンは足を切ってしまったの?
それはね、ジャクソンが、アパートのとなりのがらくた置き場で遊んでいたら、足を滑らせた先に、尖ったギザギザの金属があったからなんだよ。

どうしてジャクソンはがらくた置き場に?
それはね、ジャクソンが荒廃した地域に住んでいるからだよ。そこの多くの子供はそういった場所で遊ぶし、だれもそれを監督していないんだ。

どうしてそういう場所にすんでいたの?
それはね、ジャクソンの御両親が、より良い場所に住む余裕がないからさ。

それはどうして?
なに、ジャクソンの御父上はお仕事がなくて、御母上は病気だからね。

お父さんにお仕事がないって、どうして?
うん、ジャクソンの御父上は多くの教育は受けていないんだ。それで仕事がね。

それはどうして?…

以下、中神筆
外傷による感染症から環境、地域社会、経済、教育、格差など様々な問題を示唆していますが、
不節制によるメタボリックシンドローム、糖尿病、心血管障害などの内科疾患、
運動不足によるロコモティブシンドローム、骨粗粗しょう症、変形性関節症、骨折による寝たきり、
睡眠不足による自律神経失調、うつ症状、パニック症状、自殺企図など
他の病気でも当てはまるのではないでしょうか。

健康への一歩は自覚、無知からの脱却です。

はりきゅう自然治療院 中神

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健康の達成のための8つの前提条件

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世界保健機関(WHO)によって作成された、健康になるための8つの前提条件をご存知でしょうか?
1998年に健康の社会的決定要因としてオタワ憲章で8つ明示されました。

1.平和
2.住居
3.教育
4.食糧
5.収入
6.安定した環境
7.持続可能な資源
8.社会的公正と公平

国が戦争をしていたり、住む場所に犯罪が多く危険が隣り合わせのところでは健康になれません。
身体に悪いもの、良いものの判断ができ、必要充分な量と安全な質の食料を手に入れなけ健康になれません。
食料を安定して継続的に生産し、配分が極端に偏らないように供給できないと健康になれません。

世界中の市民が健康になるためには、ごもっともなのですが、なぜ健康にならなければならないのでしょうか?

オタワ憲章が生まれた背景は、1977年第30回世界保健総会で、
「2000年までに、世界市民が経済的生産力のある健康水準を得られるように」、
健康づくりの重要性を強調したことから始まりました。

経済的生産力のある健康水準=継続的な労働力を損なわない程度で健康を保つために基準を作ったということです。

はりきゅう自然治療院 中神

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健康ってなんですか?

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健康の概念・定義としてよく上げられる文言として、1948年のWhO憲章の前文が有名です。

”Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」(1951年(昭和26年)官報掲載の日本語訳)
一般には「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。」となっています。
つまり、健康とは、病気や虚弱がないことに加えて、個人の肉体や精神のwell-being(幸福)な状態だけでなく、社会的な状態=人とのかかわり合いやコミュニケーションの状態もwell-being(幸福)状態である。
個人と社会(他者とのかかわり合い)の両方がwell-beingな状態が健康であるとしています。

その51年後、1999年でWHOは、
”Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。」として、健康の定義の改定案を出しました。今なおはまだ提案中であり審議に至っていません。

前回の健康の定義の文言に、dynamic=動的、spiritual=霊的にwell-beingな状態を加えた意味は何でしょうか。

spiritual=霊的と訳され宗教やオカルトの匂いを感じる人が多いかもしれませんが、私が考えるに、”個人(または人間)と自然との関わり”がwell-being(幸福)な状態なのか、そして健康は一時的ではなくdynamic(動的)=生きている間、継続して保たれていることが健康の条件として大切だとWHOは考え直したと思います。

まとめますと、
「健康とは、病気や虚弱でないだけでなく、個人の肉体、精神の状態が大きな浮き沈みなく上手に保たれ、さらに社会=他者との関わりも上手に保たれ、個人と自然との関わりもバランスよく適度に保たれた状態が継続していることである。」とのことでしょう。

自己対話、他者とのコミュニケーション、自然への畏怖の念。
現代人の私たちは、個人(人間)ばかりの健康の追求に走らされている気がしませんか。

はりきゅう自然治療院 中神

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