温泉と解剖実習

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今日の休日は近所の温泉に息子と出かける。

昨日は肩関節の解剖セミナーに参加したせいか、他人の肩の形状や動きをつい観察してしまう。

温泉場は裸なのでリアルに筋肉のつき方、骨格の形、関節の動かし方など観察できるので、生きた解剖の勉強になる。

最近の解剖セミナーは日本では限られた人しかできないメスを使った解剖実習が海外で催され人気のようだが、患者さんは生きている。

心臓が拍動し、栄養が運ばれ、呼吸をしているカラダと対話することになる。

私も学生時代に医学部の解剖実習に何度か参加したが、実際の臨床現場で治療とリンクさせるにはどこか違和感があった。

生きたカラダと比べ、位置や形がほぼ同じでも感触や反応、動きが全く違う。

実際の臨床現場では押したり、曲げ伸ばししたりして動きやカラダの反応を見ていくからだ。

海外の解剖セミナーに参加するより温泉に浸かりながら生きたカラダを観察する方が臨床ではよっぽど役立つかもしれないと息子のカラダを洗いながら思う。

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運動器エコーと触察2018 ロコモペイングルー

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本日は夕方から夜まで解剖の知見を深めるべく、夕方から運動器エコーと触察のセミナーに参加してまいりました。

今回は肩関節の骨、関節、筋肉などを水性ペンを使って体表に描写し、さらに運動器エコーによる軟部組織の描写で立体的に解剖を理解する勉強会でした。

解剖実習や解剖書によるカラダの勉強も大切ですが、やはり生きたカラダの状態がどうなっているかを知ることはもっと大切です。

運動器エコーはカラダへの負担が少なく、リアルタイムで描写できるので急性期の内部状態を知るにはとっても役に立ちますね。

今日の学びを施術にフィードバックして、安全に安心して受けてもらえるよう倦まず弛まず精進してまいります。

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明日は臨時休業となります。

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梅雨入りの紫陽花と最期の団欒

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今日は朝から雨が降り、東海地方は梅雨入りとなった。

ある病室に手作りの花瓶に生けられたピンク色の紫陽花が咲いている。

その横で末期ガンを患ったある女性が息を引き取られた。娘と孫の側で。

詳細は語らないが、家族は散り散りになり何十年も経っていたにもかかわらず、娘への一通のハガキから、子どもたちと最期の団欒を過ごすことができた。

子どもたちに迷惑をかけまいと最期の時を一人過ごすつもりだったようだが、寂しさを拭えなかったのだろう。

連絡を受けてから数ヶ月ほどしかなかったが、その女性は何十年もの空白への懺悔と再会への感謝、己の不甲斐なさにしばしば涙が止まらなかった。

親子とはいえ何十年もの空白を埋めるには短すぎる最期の時間だった。

子どもたちは苦しまないように、少しでも穏やかに、寂しくならないように会いにいくことで精一杯だった。

もっと何かできたんじゃないか、でも何もできない虚しさを梅雨入りの雨音たちがしょうがないよと洗い流してくれる。

息を引き取った後、手作りの花瓶に生けられた紫陽花と子どもたちに囲まれながら最期のシャッターが切られた。

紫陽花の花は、小さな花(萼)が寄り集まって咲いている姿から、一家団欒、家族の結びつきという意味もあるらしい。

紫陽花の開花とともに散り散りになった家族が結びついた。

穏やかに子どもたちに見守られながら最期の別れを迎えられたことで寂しさと虚しさから少し救われるような気がした。

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快楽と苦痛の休息

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8回目の月曜日の朝、学校に行きたくない小1の気持ちはどうなるのかと思っていたら、その前に身体が発熱、38度を超え風邪を引いてしまった。
プライベートでいろいろと不測の事態が起こり寝食が乱れてしまっていたのが原因かもしれない。

幸い発熱と喉の痛みはあるが元気で家の中では動きたくてウズウズしている。
学校のクラスメイトに会いたいなぁと言っているのを聞くと、家で一人こもっているのは好きじゃないのだろう。友達のおかげで学校に行きたくない気持ちは薄れていくのだろうか。

しかしクラスメイトに会いたい気持ちと学校の勉強と規律は別問題。
学校への気持ちは微妙なところだ。

入学して2ヶ月目、同じ通団の子やとなりの席の子、同じクラスメイトも風邪で休みが出てきている。

入学早々、ハイにさせられる運動会が終わり、学校で溜まった疲れがどっと吹き出してくる頃なのだろう。
学校生活で起こる快楽と苦痛の気持ちたちが心の奥で休みたがっているかもしれない。

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芒種 ~二十四節気 第九~ 自然のリズムを感じて過ごす。

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芒種(ぼうしゅ)。
6/5~6/20ごろまで。

芒(のぎ)とは、稲などイネ科の植物の先にある突起のことで、
つまりは、稲のような穀物の種をまく頃。

田植え、麦の刈り入れ、梅の実をとって梅干し作りなど、
前節気に引き続き農家さんは忙しくなります。
稲だけでなく大府のぶどう農家さんも忙しくしていました。

◯七十二候
・初候 螳螂生(とうろう しょうず) : 螳螂が生まれ出る
・次候 腐草為蛍(ふそう ほたると なる) : 腐った草が蒸れ蛍になる
・末候 梅子黄(うめのみ き なり) : 梅の実が黄ばんで熟す

◯入梅
梅の実が黄色くなる頃を、梅雨の季節に入る目安としたため「梅」が使われています。
そのほか田植えや麦の収穫の時期を計る際にも梅の実の色の移り変わりが目安になっていました。

◯旬の食材
黄梅、トマト、さくらんぼ、びわ、新生姜、アイナメ、アユ、アジ

◯植物
あじさい、夏椿、桔梗

中神筆

早くも5月過ぎ、夏らしい天気になって参りました。

気象庁の梅雨入り(速報値)によりますと、
東海地方の梅雨入りは平年並みだと6/6ごろになる予定です。

暑くて雨が多いとなると、湿気でカビなどの細菌の繁殖が盛んになりますので、前日の食べ残しは極力避けて当日中に食べきるようにしましょう。
また湿気が多いと、汗の蒸散による気化熱作用=冷却作用が弱くなるので、体内の熱がこもりやすくなります。
熱中症対策の準備をしておきましょう。

環境省「熱中症予防情報サイト」

環境省:熱中症の対処方法(応急処置)

はりきゅう自然治療院 中神

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親心と砂ぼこりのラケット

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昨日の午後、息子を連れて近所の公園に遊びに出かけた。

小学校で放課後にやったバトミントをやってみたいということでラケットと羽根を買い、楽しみに出かけたのだった。

天気よく沢山の人で賑わう公園に到着し、さっそくラケットを持って打ち合いを始めたが、経験の少ない息子はラケットにうまく羽根が当たらず、興味が薄れてきた。

私はなんとか上手に出来るように、「羽根をよくみて」、「ゆっくりラケットを振って」、「握り方はこうだ」、「下から振ってみると当てやすいぞ」などアドバイスをするが、悉くうまくいかない。

そのうち息子はラケットを力いっぱいぶん回し、羽根の中に砂を入れては手で投げ、ついにはラケットで砂遊びがはじまった。

もうラケットはバトミントンの道具ではなく、砂から石を選り分けるザルと化し、砂から石を選り分けては大きい石が取れたと喜んでいる。

息子はバトミントンを上手にやることが目的じゃなかったことに気づく。

私とバトミントンのラリーをバンバン打ち合い、勝負をしたいわけではないのだ。

親心として簡単なラリーの打ち合いが楽しく出来るようにアドバイスと思っていたが、事を急ぎすぎ、勘違いも甚だしいことに気づく。

おそらくラケットを振るだけ、ラリーなどせず一発でも羽根にあたれば満足だったのだ。

勘違いに気づいてからはバトミントンは忘れ、ラケットや羽根を使い砂遊びへ。
しばらくしてバトミントンがしてみたいとまた打ち始める。

ラケットに羽根が当たる度に、隙間に詰まった砂が飛び散り、親心に付いていた勘違いという砂ぼこりを払い飛ばしてくれるのだった。

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今ここにしかいない子供たち

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近所の小学校以外のもう一つの学校、オルタナティブ・スクールが名古屋市緑区にできることを知り、小1の息子にもう一つの成長や学びの選択肢として提案したいのだがどう説明したらいいのか悩む。

学校に行きたくないなら、もう一つの学校はどうかと逃げの気持ちで選択をしてもらうより、新しい学校の方が勉強が面白い、ワクワクしながら自ら学びたいという気持ちで選んでほしい。

近所の小学校は学び方に違和感や憤りを感じるが、窮屈な思いをしながらも先生や友達ともコミュニケーションをとって楽しく過ごせているので、許容できなくもないし、1年もすれば学校に慣れて?妥協して?我慢して?普通に通えると思う。

少しづつ近所の小学校に行くのも慣れ始め、読み、書き、計算も慣れ始めてきた。
最近始まった宿題を親が言わなくてもやっているが、たまに宿題をやらないと先生に怒られると思っているのを見るとそんな気持ちならやらんでいいわと“与えられた宿題”に憤りを感じる。

今学んでいることやどんな気持ちで学んでいくかが将来の選択にどれほど影響があるかは、今ここにしかいない子供たちにはわからない。

既成の小学校ともう一つの学校、オルタナティブスクール

親としては将来のことを考えてなんて思っているが、子供の将来は親が決めるわけではない。
どうやって説明して、どんな気持ちで選んでもらうのか悩みがつきない。

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学校よりも学び方

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既成の小学校ではないもう一つの学校、オルタナティブ・スクールの存在を知り、6才以降の学び方にもいろいろな選択肢があることを知った。

癒やしや逃げとしての場ではなく、主体性や内発性を育てる場として正直、既成の小学校より面白いんじゃないかと思いはじめた。

小1の息子はオルタナティブスクールの存在など全く知らないし、親御さんの殆どは小学校以外の選択など微塵にも考えたことはないだろう。

小学校に行かないと言う選択は、落ちこぼれ、不登校、甘え、協調性がない、根性が足りない、病気、障害などネガティブな見方が大半を占める。

しかし、幼児期の過ごし方から学童へのプロセスを振り返ると、幼児園、保育園、自主保育など子どもたちの過ごし方や学び方はバラバラである。

バラバラな環境や学びの中で育ってきた子どもたちが小学校で成長のスピードやタイミングを急に同じように揃えられることは、学校へ行こうという意欲に歪みが生じるのは当然である。

子どもからしたら学校に行きたくないのが圧倒的多数で当たり前かもしれない。

子どもたちは学校に行きたくないというが、よくよくその気持を掘り下げてみると「学び方が面白くない」というのが本音に近いのかもしれない。

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もう一つの学校、オルタナティブ・スクール

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小学校での学び方に違和感を感じ、教育や子供の成長について考えていると頭が空回りして混乱しそうだ。

幸い現在、私の住んでいる名古屋市緑区では育児や教育について関心の高い人が多く、近所でいろんな情報を得られることはありがたい。

そこで学校について聞いた話で興味深かったのがオルタナティブ・スクールである。

オルタナティブとは「もう一つの」という意味で、既成や既存に対してのもう一つのというような意味で、スクールと合わせてもう一つの学校。

最初は、学校で心身に問題が起こり不登校になってしまった子どもたちが集まる逃げ場のような癒やしの場のようなイメージがあったのだが詳しく調べてみるとどうやら違うらしい。

小学校で学ぶ国語、算数などの基礎学力はもちろんこなし、日常生活や遊びの中で沸き起こる好奇心や疑問などから、みんなでテーマを決めて話し合ったり、個々の興味に関することをプロジェクト化して自己探求などもしてく。

好きなことを自由にできて楽しそうに見えるが、知識や経験の少ない子どもが基礎学力やテーマ、プロジェクトなど自ら意思決定をして話し合ったり、責任を持って遂行していくのだから、大人の専門スタッフがサポートしたとしても既存の小学校よりも大変なのではないかとも思える。正直、大人であっても大変なことだ。

好きなこととはいえ、与えられたことをやるよりも、自分で決めることや自分で決めたことをやることの方がストレス負荷としては大きい。

しかし心地よいユーストレスを感じながら学力や意思決定力を磨くことは、心地よい疲労感、達成感につながり、自己効力感(わたしできる)や自己肯定感(わたしすき)を育てていくには子供の成長、社会での活躍を考えたときとっても役立つのではないか。

オルタナティブ・スクールという、もう一つの心地よい成長の場があることを知って、近所の小学校という既成の選択肢に縛られない考えから少し解放されそうだ。

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