【名古屋市緑区】春の養生3。鍼灸師がAIと読み解く「清明」の運気と東洋医学的な過ごし方

清明となり、春の陽気で体調を崩してないでしょうか?

桜の新緑が色鮮やかに風に揺れて若々しさを感じる季節になってきました。

4月の全体的なエネルギーを、東洋医学(中医学)の観点、特に「気」の巡りや五行のバランスから紐解いていきます。

先ほどの四柱推命の「壬辰(水・土)」という要素と、4月の季節的な変化を掛け合わせると、心身に現れやすい傾向と対策が非常にクリアに見えてきます。

1. 「肝」の高ぶりと自律神経の揺らぎ

東洋医学において、春は五臓の**「肝(かん)」**が活発になる季節です。「肝」は気や血の巡りをコントロールし、自律神経や感情のバランスを司ります。 4月は春の陽気がピークに向かうため、気が上半身に上がりやすくなります(気の気逆・上衝)。これにより、春特有のイライラ、のぼせ、めまい、不眠、眼精疲労といった「肝火」や「肝気鬱結」による不調が出やすいタイミングです。

2. 「壬辰」の湿邪と「脾胃」への負担

4月の前半は「清明」、後半は「穀雨」という二十四節気を迎えます。穀雨の時期に入ると、徐々に春の雨が増えていきます。 さらに、今月の干支である「壬(大河の水)」と「辰(湿った土)」の組み合わせは、体内に水分や重だるさが溜まりやすい**「湿邪(しつじゃ)」の強まりを暗示しています。この湿邪は、消化吸収を司る「脾(ひ)」**に大きな負担をかけ、胃腸の不調や、身体の重だるさ、むくみを引き起こしやすくなります。

3. 注意すべき「木乗土(もくじょうど)」の連鎖

今月最も注意したいのが、五行における「木」と「土」の力関係です。 ストレスや環境の変化で昂ぶった「肝(木)」が、湿気で弱りやすくなっている「脾(土)」を過剰に攻撃してしまう**「木乗土(肝脾不和)」**のメカニズムが働きやすい1ヶ月と言えます。 「ストレスを感じると胃が痛くなる」「新生活の緊張から食欲が落ちる、または過食してしまう」といった、精神的ストレスがダイレクトに消化器系に現れる方が増える傾向にあります。


4月の養生法(心身のメンテナンス)

この時期の乱れを整え、良い運気に乗るための東洋医学的なアプローチは以下の通りです。

  • 疎肝理気(そかんりき)と健脾(けんぴ)の両立 まずは滞った「気」を伸びやかに巡らせて上った熱を逃がし、同時に胃腸の働きを助けて体内の余分な「水」を捌くアプローチが効果的です。臨床の現場などでも、太衝(たいしょう)などで肝の気を鎮めつつ、足三里(あしさんり)や陰陵泉(いんりょうせん)で脾胃を立て直し、水はけを良くするような調整が求められる時期ですね。
  • 「酸味」と「甘味」をバランスよく摂る 食養生としては、「肝」の働きを助け、引き締める作用のある「酸味」(柑橘類、梅干し、お酢など)と、「脾」にエネルギーを補う自然な「甘味」(かぼちゃ、さつまいも、豆類など)を組み合わせるのがおすすめです。ただし、お酒や脂っこいもの(湿熱を生むもの)の摂りすぎには注意が必要です。
  • 「香り」で気を巡らせる 気が滞りやすい時期は、香りの良いものが特効薬になります。春菊、セロリ、三つ葉などの香味野菜や、ジャスミンティー、柑橘系のアロマなどを取り入れることで、スムーズに気の巡りを促すことができます。

4月は、ダイナミックな変化の波に乗りつつも、身体の内側では「気」をスムーズに流し、「水」を滞らせないようにケアをしていくことが、運気を最大限に活かすコツとなります。


おまけ:四柱推命による「4月」の運気

Google AIによる四柱推命による季節の流れを活かした過ごし方を参考にしてみてください。

「四柱推命」を、古臭い占いだと思っていませんか?
実はその本質は、自然界の五行(木・火・土・金・水)をベースにした、極めて高度な「人生分析フレームワーク」です。
ビジネスのSWOT分析や5フォース分析のように、自分や環境を客観視するためのツールとして捉え直すと、その真価が見えてきます。
アイデアに行き詰まった時や、人生の選択に迷った時。数千年もの歳月をかけて磨かれたこの知恵を、ぜひ現代のヒントとして活用してみてください。

2026年4月「壬辰」の全体的なテーマ

「壬(みずのえ)」は海や大河のようなダイナミックな「水」のエネルギー、「辰(たつ)」は草木が勢いよく成長するための湿った「土」のエネルギーを意味します。

  • ダイナミックな変化と柔軟性
  • 年の「丙(火)」と、月の「壬(水)」が正面からぶつかり合う(水剋火)タイミングです。
    社会全体や周囲の環境において、良くも悪くも大きな動きや変化が起こりやすい気配があります。大きな波が来やすい時期なので、古いやり方や固定観念に固執せず、水のように形を変える柔軟な対応力がカギになります。
  • 浄化とリセット
    大河の水がすべてを洗い流すように、これまで滞っていた物事や、自分にとって不要になったものが一気に浄化されていく流れがあります。物事の断捨離や、気持ちの切り替えを行うには最適な月です。
  • 現実的な基盤づくり
    「辰」は豊かな土壌を表します。激しい波乱を含みつつも、地に足を着けて現実的な計画を練り、コツコツと足場を固めることで、豊かな実りへと繋がる土台が完成します。

おすすめの過ごし方

  • 流れに逆らわない: 予期せぬ変化が起きた時は、無理に抗うよりも、波乗りを楽しむような感覚で受け入れるとスムーズに事が運びます。
  • 冷静な視点を持つ: 周囲の熱量や勢い(火のエネルギー)に巻き込まれそうになった時は、一度立ち止まって客観的に状況を見渡す冷静さ(水のエネルギー)を意識してください。
  • 水面下での準備: 大きな飛躍に向けて、今は自分という「土壌」に栄養を与える時期です。知識の吸収やスキルの研鑽など、内面を磨くアクションが後々大きな武器になります。

勢いと変化が交差するダイナミックな1ヶ月ですが、冷静さと柔軟さを持つことで、その大きなエネルギーを自分の追い風に変えていくことができます。

鍼灸のご予約は下記↓↓↓の方法でお申し込みください。

▼ご予約方法
お電話、LINE、WEB申込みからご希望日時をお申し込みください。

LINEアプリ・WEB申込みは24時間いつでも申込みができます。

実店舗との予約が重なる場合は、折り返しお電話またはLINEメッセージで調整させていただきます。

電話受付:月〜日 10:00〜18:00
不定休・日祝営業