○七十二候
・初候 葭始生（よし はじめて しょうず） : 葦が芽を吹き始める
・次候 霜止出苗（しも やんで なえ いず） : 霜が終わり稲の苗が生長する
・末候 牡丹華（ぼたん はな さく） : 牡丹の花が咲く
○暦便覧 「春雨降りて百穀を生化すればなり」
○こよみ用語解説（国立天文台） 「穀物をうるおす春雨が降る」
穀雨となり、春の最後となりましたが、いかがお過ごしでしょうか？
台風1号が発生し、名古屋では今年最高の28度を記録しました。半袖、短パンに衣替えの時期ですね。
これからスギ、ヒノキの花粉が少なくなり、花粉症の方も気持ちよく過ごせる季節になってきます。
私はスギ花粉が主なアレルギー抗原なので、今はマスクなしでも気持ちよく過ごせています。
黄砂は5月まで飛来してくる可能性があるので目、鼻、のど、気管支の弱い方は天気予報をチェックして外出時はメガネ・マスクなど用意しておきましょう。
5月前半までの紫外線は、晴れの日はUVインデックス（紅斑紫外線強度）6～7と、皮膚（特に真皮層）、目の角膜、水晶体へのダメージが強くなります。
紫外線対策としてサングラス、帽子、アームカバー、日焼け止めなどで保護することは大事ですが、身体に必要なビタミンDを産生するために紫外線に当たることも大事なので、過度な対策にならないように紫外線と上手に付き合っていきましょう。
春と夏の変わり目、紫外線対策に加えて、汗をかく運動やサウナで暑熱順化も行い、熱中症対策も始めていきましょう。
季節の変わり目で自律神経の乱れによるのぼせ、動悸、首肩こり、頭痛でお困りの方は、鍼灸院に身体のお手入れしに行きましょう。
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